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ちょっと前の新聞記事も含めて、最近の気になるニュースを備忘録的に
取り上げることにしました。
私たち、普通の人の関心が高まって、
企業や行政に対する問い合わせや働きかけが増えて、
低炭素な未来に一歩でも近づけばいなぁと思います。


先週水曜日の朝日新聞に、バイオガスを都市ガスに混ぜて販売する
ことを示唆するニュースが紹介されていました。
メタンガスはGWPが高い(同じ1トンという量が大気に放出された場合、
CO2の何倍も温暖化を進めてしまう)ので、しっかりと回収して
有効利用されれば、二重に温暖化防止の効果を得られますね!

経済産業省の「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律案」及び「石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律等の一部を改正する法律案」に関するHPもご参考まで。

====以下記事です====
2009年8月5日 朝日新聞
 下水処理場などで作られるバイオガスの利用が、ガス会社に義務づけられ
る。地球温暖化対策の一環だ。経済産業省は8月から、対象となる事業者や義
務量などの議論を始めるとともに、ガス会社による買い取りに向けた実証実験
に乗り出す。

 バイオガスを既存のガス管に入れるとガスがあまり混じり合わないまま家庭
に届くため、都市ガスと成分をそろえる高度な精製設備や品質の監視装置が必
要だ。こうした設備投資は、バイオガスの製造者がガスの売却代金で回収する
ことになるが、ガス会社もガス代の値上げを避けるため、購入金額は高くでき
ない。双方にとってコスト的に割に合わないことが、普及を妨げてきた。

 バイオガスを買い取って一般に供給しているのは現在、金沢市と新潟県長岡
市の2事業者だけ。いずれも近くの下水処理場から都市ガス製造所まで管を通
じて送り、100倍以上の都市ガスと混ぜた上で供給している。この方式なら
品質管理は容易だが、導管の敷設費が高く、バイオガスの発生場所とガス製造
所が近くにないと無理だ。東京ガスや大阪ガスなど大手4社は昨春、相次い
で、受け入れられるガスの品質などを定めた購入要領をまとめたが、まだ実績
はない。バイオガスのほとんどは、発生する食品工場や下水処理場で、発電や
冷暖房などに使われているのが現状だ。

 国土交通省によると、全国約300カ所の下水処理場から出るバイオガス
は、年間3億立方メートル。このうち3割は場内でも使いきれず、燃焼させて
大気中に放出しているという。ガス会社による買い取りが進めばこうしたガス
も有効に活用できる。

 事業者の動きを後押しするため、経産省は6億2千万円をかけ、全国2カ所
で買い取りに向けた実証実験を始める。9月中に事業者を決める予定で、精製
設備や導管への接続費用を100%補助する。安価な設備の開発も、買い取り
のカギを握る。(竹中和正)

 バイオガス 下水処理場の汚泥や生ゴミなどを発酵させて作る。主成分はメ
タン。7月1日に「エネルギー供給構造高度化法」が成立、一定の規模以上の
ガス会社は2年以内にバイオガスの利用が義務づけられる。バイオガスは燃や
しても、動植物が成長の過程で取り込んだ二酸化炭素を再び放出するだけなの
で、環境に優しいとされる。電力会社にはすでに、太陽光や風力など自然エネ
ルギーによる電気の利用拡大を義務づける制度がある。